お料理できない問題ですが、そこにはストレス、不快感があると考えています。
その筆頭が、こちら。完璧主義からくるストレスです。
私自身も相当これにやられました(笑)
日本人はまじめだから、この罠にかかる人が多いと予想します。
それでは完璧主義からのストレスを見ていき、対策を立てましょう。
1 完璧主義からのストレス
一つ目の完璧主義からくるストレスについて。
- きちんとやらなくちゃ。
- やるからにはおいしくて作りたい。
- SNSにアップできるような料理でなくちゃ意味がない。
そんな思いから生まれるストレス。
一見、完璧主義はいいように思えます。だってより良いものを作り出そう、と思うからこそですから。
そんな風に、理想を高くしてそこを目指すのは悪いことではありません。
ところが「行動」という視点からみると、完璧主義は邪魔な価値観です。
なぜなら完璧主義は考えすぎを招くからです。そして考えすぎは、ネガティブな気持ちを引き起こし行動に移せなくなります。
このネガティブな気持ちは相当のストレスにですね。
- きれいにおいしく作るためには、どうしたらいいか?考えてしまう。
- 写真の撮り方は?テーブルセッティングは?など考えることが多すぎてしまう。
こうして考えていると、だんだんめんどくさくなって「もういいや」となりませんか?
0か100か、の思考ですね。100でなければ行動しても意味がない、そんな風に感じてしまうことも多々あります。
- もっとよく考えて
- もっと情報を集めて
こうやって悩んでいる間に、行動している人はお料理ができるようになっています。
対策
それでは完璧主義をやめ動くためには、どのような対策を打つべきでしょうか?
1)ベイビーステップの目標を立てる
ベイビーステップとは、赤ちゃんでもできるような小さなステップのこと。
何をしたらいいのか完璧にイメージできることを目標にします。完璧にイメージできるから、完璧主義者さんも納得できるのでは?(笑)
「どうしたらいいかわからない」は大きなストレスです。
いきなりカフェ風ワンプレートランチを作ろうとしても、何を?どうやって?作っていいか、イメージできないでしょう。
この場合、シンプルなレシピを1つ作ります。
例えば、オリーブオイルとレモン汁、塩をレシピ通り混ぜてドレッシングを作る。
「え?こんな程度?」と思える最低ラインのレベルでいいのです。
どういうステップから始めていいのか、は別の記事で上げていきます。
2)行動に大小はないと知る
なぜ超最低ラインでいいのか?それは「行動した」から。
「行動できなかったあなた」が「行動した」。
これは0→1。0でなくなったのは、素晴らしくありませんか?大きな変化だと思いませんか?
こう言うと
「そんな小さなことでいいの?」といぶかしく思うかもしれません。
私もかつてはそう思っていました。こんな些細な事やったって意味がない、と。
例えるなら英単語一つ覚えても、それがテストに出るかわからないじゃない、という考え方です。
しかし、気づいたのは
「行動に大きい、小さいはない。大きい行動は小さな行動が集まった結果」
どちらも同じ質です。
だから大小でなく「行動できた」ことがえらい!行動したあなたはえらいのです!
3)行動した自分をほめる
行動を加速させるコツは「ほめること」
それも声をだして、カラダも使って、感情をこめて、がコツ。
これは効きますのでお試しください。
声に出して
「すごい!行動したね!」
「私ってすごい!天才!」
「決めたこと、できるってすごいことよ!」
とまあ、他人には聞かせられませんが自分で自分をほめてあげてください。
拍手したり、ガッツポーズとか入れるといいですよ。(ただし他人のいないところで(笑)
これが効果的な理由は脳に「できた」記憶が定着するからです。
記憶の定着として大切なのは「4点セット(視覚、聴覚、身体動作、感情)と「反復」でした。
星渉・著書「神モチベーション」より
そしてやってみるとわかりますが、こそばゆいのですが嬉しい気持ちにもなりますよ。
人は誰に一番認められたいかって、私は「ジブン」だと思うのです。
一生一緒に生きていくのは「ジブン」ですから、その人から褒められるのって嬉しいのじゃないかな。
そして「私ってできるのかも?」と思えるようになり、自己効果力が高くなります。
自分が自分を信頼してくれている。この気持ちは大きいです。
ここで引用した「神モチベーション」は役に立つ情報が多く書かれています。
モチベーションに種類があり、頼ってはいけないモチベーションがあるそうです!
やる気を出したい、と思う方は一読をお勧めします。
次回はストレス2について。