やりたいのにできないー。
それはストレスが大きいので、お料理できないとお伝えしました。
3つのストレスのうち「完璧主義」「義務感・強制」からくるストレスをお話しました。
最後は不衛生な「環境」からくるストレスです。
3 不衛生な環境からくるストレス
食べ物を作る場所は清潔であるべき。
売られている食べ物は清潔な工場で作られています。レストランも衛星に非常に気を使っています。ましてや今のご時世、非常に誰もが敏感になっています。
そんなこともあり、人は無意識に「食べ物を作る場所は清潔であるべき」と思っています。
それは自分のキッチンでも同じです。 だから汚れていたら当然「こんなところで作ったものは、食べたくない」と思い、料理する気力もなくなります。
脳が疲れやる気が失せる
2つめは脳が疲れる
ごちゃごちゃしている所ではやる気は起きません。脳が疲れちゃうからです。
脳は1秒間に五感を通して200万ビットの情報を読み取ります。
原稿用紙にすると300枚ほどだとか。
その中から必要な情報をインプットするのですが、ごちゃごちゃした空間は不必要な情報が多すぎて疲れてしまいます。
その結果、もういいや、と思う。
これは実感されている方多いのでは?
ホテルのようなすっきりした空間だと、気分がよくなり仕事もはかどったりしませんか?
気持ち良すぎて寝てしまうかもしれませんが、どちらにせよ余分なものがない空間にいると不快なストレスは少ないでしょう。
やる気を保つためにも、物理的にお料理するうえでも、キッチンの清潔さは大切です。
対策
それでは環境を整える対策です。
お片付けについては様々な方法があります。
ここはキッチンについて2つ提案しますね。
1 食品処分
お片付けの基本は「捨てる・処分する」です。
キッチン限定で処理できるものは
- 賞味減の切れた食材
- 食べられない生鮮食品
- 一度も使っていないおしゃれ系食材
いつか使うかも・・と惜しくなったりもしますが、ここは
「この賞味期限の切れた食材でカラダを作りたい?」
と問いかけてみましょうか。Yesであれば、そのままでもオッケーとします。ここは直観で判断。
「もったいない」が出る前の正直な気持ちを感じてみましょう。
細かいことはたくさんありますが、まずは捨てること。ここに集中です。
それだけでも、かなりすっきりするのでは?
2 ベイビーステップを踏む
捨てるときもベイビーステップを実行し、「私ってえらい!捨てられた!」とほめてあげてください。
変化は行動してなんぼです。
その行動をした、一つでも捨てられた。これはほんと~に素晴らしいことなんですよ。
小さな行動を甘く見ちゃいけません。
これくらいでは何も変わらない。なんて思わないでください。
やり方を読んで全く何もしない人は多いです。それなのに、あなたは1つ行動したのですよ?
この差は大きいと自覚して自分をほめてあげてください。
ここは何度でも言いたいことです。
自分を自分でほめていると、恥ずかしいけど気分がよくなります。
そして、もっと褒めてほしくて行動するようになります。だってその行動も、些細なことでいいのだから。
お手軽な方法で効果もあります。手放しでほめてあげて変化を感じてほしいのです。
まとめ
やる気はストレスと関係していて、そのストレスを3つご紹介しました。
他の要素もありますが、まずはマインドを知って対策してみてはいかがでしょうか?
私自身も「わかっちゃいるけど、やる気がでない。=行動できない」を繰り返してきました。
「あとで困るよ?」とか脅してもダメで(笑)ようやく抜け出しつつある感じです。
いろいろ試した結果、効果があったものをこれからもご紹介していきますね。
お料理は楽しいですよ!