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料理できません問題③やるべきだ!義務感が行動を止める。

やりたいのにできないー。
それはストレスが大きいので、お料理できないとお伝えしました。

まずストレスは完璧主義からくるもの、と前回お話しましたので今回は「義務感・強制」のストレスについてお話します。

2 義務感・強制からくるストレス

思い当たる方、多いのではないかしら?
やらなくちゃいけない、やるべきだ、といったストレスです。
たいてい、やるべきだという義務感を伴ったものは「やりたくない」ので、「やれ!」という強制と一緒にやってきます。

この気持ちも行動をものすごく邪魔します。

「(大人だったら)自炊するべき」
「(健康になりたいなら)お料理しなくては」

このようなhave to, should 思考は「他からやらされている感」があるので行動したくなくなります。
それどころか、やってやるもんか!なんて天邪鬼な気持ちもでてきたりしません?

まるで「宿題やろうかなぁ~」と思っていた小学生が、「勉強しなさい!」と親に言われたら「今やるとこだったのに」と途端にやりたくなくなるようなものです。
「やろうかな」という内発的な気持ちから、「やれ」と義務や強制に変わった瞬間です。

このような人からの義務感や強制は見えやすいし、わかりやすい。
けれどももっと深刻な義務や強制があります。

それは「ジブンで自分に」対してのもの。
あなたはこれを自分自身にやっていませんか?

自分からの強制はキツイ

自分からの強制は心理的に大きなストレスを引き起こします。

私はこの傾向がとても強くて「ちゃんとお料理しなくちゃ」とか「~しなきゃ」と自分に強いていました。
やるべきことをやるのは当然でしょ?できないあなたがおかしいのよと、自分を責める気持ちもセットでやってくるので、これは相当なストレスですよ。

その期間が長く続き、全く行動ができなくなった時期がありました。
これじゃマズイと、さらに義務感を使って行動させようしたのですが、かえって苦しくなるだけ。

その時、心で叫んでいたことは

「強制しないでよぉぉぉ!!」でした。

義務感は強制をともない、そのうえ自責の念も引き連れてきます。
「やるべきことをできてない私は・・・」といった流れです。

そうやって自分を責めるとさらにストレスが積み重なり、行動するなんて無理です。

心に蓋をして義務感だけで生きていると、何かを生み出すクリエイティブな行動はできなくなるなと実感した体験でした。

対策

義務感から抜け出すにはどうしましょうか?

1 本当に必要か?再チェック

本当にジブンでお料理することが必要なのか?考えます。

健康できれいになるのが目的なら、自炊以外での方法を探したっていい。

SNSで有名になりたいのなら、他の得意なものにする。

どなたも自分でお料理することが最終のゴールではないはず。お料理はあくまでも手段でしょう。

であれば、ゴールに対して別のアプローチを探したっていいわけです。

2 言葉を変える

私が実践したのは「言葉を変える」です。

具体的には

「お料理しなくちゃ」→「お料理したい」

とhave to → want to

に言い換えます。

この理由は、自分と一番会話しているのは自分自身。
そして使う言葉によって思考が変わり、感情も変わるから。

コツはただ試すだけ

ポイントは感情を変えようとしないこと、ただ言葉を変えることに焦点を当てること。
淡々と言い換えるだけ。
「やりたいって思いこもう!」なんて強制しないように(笑)
感情を下手に触ると余計に悪化しますから。

ただ、言葉でのアプローチの変化は1回や2回では起きません。

けれども水滴が岩に穴をあけるように小さな一言がとらえ方を、感じ方を徐々に変えていきます。自分を信じてあげましょう。

この本が義務感から抜け出すヒントをくれました。言葉の重要さ、影響力の強さを教えてくれます。
思い出したように読んでいる本です。

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