醤油、みりん、お酒。
煮物や和え物にも使う定番の組み合わせです。
その場で合わせても問題なんてありませんが、でも使うなら最初から合わせておいてもいいのでは?
ということで、合わせておけば少し手間も減りますし。
また出汁昆布を入れて保存するので、和え物に使ったりすると深みも出てきます。
材料 保存:冷蔵庫 10日
- 醤油・・・・50ml
- みりん・・・50ml
- 酒・・・・・50ml
- 出汁昆布・・3cmx3cm 1枚
作り方
(1)煮切る(アルコール分を飛ばす)
- 鍋にお酒、みりんを入れて中火にかけます。
- 沸騰したら火を落として(弱火)30秒で火を止めて冷まします。
(2)醤油を加える
- 清潔なビンにある程度冷めた煮切ったみりん、酒を入れます。
- 醤油、出汁昆布を加えます。数時間、出汁昆布となじませて出来上がり。
まとめ&ポイント
なぜみりんやお酒を煮切るの?
「煮切る」とはアルコール分を飛ばすことを言います。
みりんは麹と蒸したもち米を焼酎につけて熟成させたものなので、約14%のアルコール分を含んでいます。
日本酒もご存じの通りアルコール(約15%)を含みます。
調理においてはアルコールが主役ではなく、アルコールができる過程で作られる糖類やうまみ成分、香り成分などが重要です。
そのため、アルコール分が素材や料理の味に不都合な場合は煮切って使います。
煮物など加熱料理に使う場合は、途中でアルコールが蒸発するのでわざわざに切る必要はありません。
今回は煮物に用途を絞ってはいないので、煮切りました。
- 醤油、みりん、酒は同量なので使いやすい分量で作ってください。
- 昆布は途中、取り出さなくても大丈夫。煮物などに使いましょう。
- 保存は冷蔵庫で。保存性のあるアルコールを飛ばしているためです。
- お醤油は香りを飛ばさないよう、冷めた後で加えました。
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