秋ごはん。
日差しもおだやかですが、夏から冬の間の季節、秋は乾燥に注意したい時期。
乾いた空気を吸い込むので、のどや鼻が乾燥しがち。
秋の食材には潤いを与える薬効があります。
冬支度の今、秋食材をたっぷり使って身体にほっとするごはんを作りましょう。
焼き物は霜降りひらたけと赤大根、かぼちゃ。
塩とスダチでいただきます。
きのことスダチは春のたけのこと木の芽のように、出会いものとして相性のよい食材同士です。
きのこ類にはシミの元になるメラニンの生成を抑える働きがあります。
また、スダチの酸味は疲労回復効果があり新陳代謝を高めてくれます。
夏に疲れた肌を回復させる組み合わせでもあるのは、うれしい限り。
そして、ほうれん草のごま和えも添えて。
煮物は出汁を聞かせて薄味に仕上げました。
大根、高野豆腐、しいたけ、ぎんなん。人参はイチョウに抜いて彩としてインゲンを。
美味しいお出汁を大根、高野豆腐にしっかり吸わせます。
しみしみの具材には練りからしを添えても美味。
お品書き
- 焼き物(かぼちゃ、霜降りまいたけ、赤大根)
- 煮物(大根、高野豆腐、しいたけ、ぎんなん、インゲン)
- ほうれん草のごま和え
- ごはん(茶懐石風に盛り付けて)
まだ乾燥に慣れていない身体です、秋食材でしっかりうるおい補給を。
乾燥が続くと、ウイルスや細菌も繁殖しやすなります。
免疫力を上げるためにも、お食事に気を回していきましょう。
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