静かに出し抜く

「意思が弱い」と自分を責めるのはもう卒業します。
それは無益な自傷行為でしかないと理解したから。
なぜなら意思の問題の前に、理解するべきことがありました。
それは脳の構造です。
私の前に立ちはだかるのは、脳の強い防衛本能です。
それは「心理的ホメオスタシス」と「認知不協和」の2つ。
ここを知っておかないと、丸腰でラスボスに向かうようなもの。
1・心理的ホメオスタシス
「心理的ホメオスタシス」は現状維持を使命とする機能のこと。
変わろうとしても「今、生きているのだから変わらなくていい」と変化を危険と認識してしまいます。
私が新しい一歩を踏み出そうとすると
「面倒だな」
「明日やればいい」
とささやくのは、怠慢ではなく、この本能が私を守ろうとしている証拠。
どんなに変わりたい!と望んでも、変化は脳にとって修正すべきエラーでしかないなんて。。
2・認知的不協和
もう一つは「認知的不協和」。相反する2つの信念の共存を許してくれません。
二十代の頃「ダイエットする」と決心したのですが、お菓子につい手が伸びてしまい成功したことはありませんでした。
「今まで成功しなかった」という自己評価(セルフイメージ、ブリーフシステム)が根底にあったので、「ダイエットに成功する」という考えは脳は不快なのです。
そして自己評価に合わせようと私をコントロールしてきます。
例えば60点の人間が、たまたま80点を取る。が、次は無意識に40点をとって辻褄を合わせる。それほど脳の作用は強力。
そんな強力な力を持つ脳に、私はへなちょこの自分の意思だけでどうにかしようとしてきました。ほぼ敗北。。そして自分を責める、のパターンを繰り返してきました。
しかし、このシステムを理解した今、自責しても、罪悪感を持っても何も変わらないと。
それは変化からの逃げでしかないと。
脳を出し抜く実験
さあ、これからが実験。
私を「かごの鳥」のように溺愛している脳の監視をすり抜け、どうやって行動に移すか?
戦略をどうするか?
自分を整え、行動し、日常の質を高くする。
そのための実験を始めます。







