昔ながら作り方で作るザワークラウトレシピ。
お酢やお砂糖などを全く使わず、シンプルに塩とキャベツで乳酸発酵させて作るレシピです。
キャベツなどのアブラナ科にはインドール類、イソチオシアネート類というつ強い抗がん作用をもったファイトケミカルが豊富に含まれています。
それに発酵という菌のパワーを加えた伝統的なドイツのお漬物。材料はシンプルです、早速作ってみませんか?
材料 作りやすい分量
- キャベツ・・・300g
- 塩・・・・・・9g(キャベツの量の3%)
- 水・・・・・・300ml
作り方
(1)キャベツを千切りする
- キャベツを千切りしてください。幅は2,3mm。それほどこだわらなくていいですが、食べやすい幅の2,3mmを目安に。
- 芯も千切りにします。
(2)塩を加えてよくもむ
- 塩を加えます。
- 手でもむように混ぜていきます。(アメリカではこの作業をマッサージと言っていました~)
- 水分が出るまで、しっかりもんでください。意外と早く出てきますよ。
(3)ー1・発酵させる 水ありバージョン
- マッサージしたキャベツを汁ごとビンに移します。
- その後、水を加えて蓋を閉めます。
- 常温で3日発酵させます。酸っぱくなったら出来上がりです。夏の暑い時期は腐りやすいので冷蔵庫で保存を。発酵時間は1週間ほどかかります。
(3)ー2・発酵させる 水なしバージョン
- マッサージしたキャベツを汁ごとビンに移します。または冷凍用の保存用袋へ入れます。水なしの場合は保存用袋のほうが楽ですね。
- 常温で3日発酵させます。夏場は冷蔵庫がおすすめ。時間はかかりますが安心です。表面に白いカビのようなものが出てくる場合があります。これは産膜酵母で悪いものではありませんが、なんとなく嫌ですよね。冷蔵庫での発酵ではこれは出にくいですよ。
(4)発酵後(3日後)
- 水ありバージョン。常温で3日後の様子です。ぷくぷく泡が見えています。
- 口いっぱい水があるとあふれる恐れがあるので、濡れてもいいような場所であけてください。
- マイルドな酸っぱさです。
まとめ&ポイント
- 塩分はキャベツの量の3%で。キャベツの量を変えても塩の量は変わりませんので、大量に作ってもよしです。
- 発酵後は、キャベツと水分を分けて使うこともできます。水分は植物性乳酸菌飲料です。浅漬けに使ったり、ローナッツチーズにも使えます。
- 乳酸菌飲料のおすすめは「ぬか床のメンテナンス」。ぬか漬けの味がいまいち、と思う方はこれを入れてみて!乳酸菌パワーがぬか床の力を整えてくれます。多少、水っぽくなっても問題ありません。私はこれでぬか床をメンテなすしています。鰹節なども入れいたのですが、同じ植物性のザワークラウトの乳酸菌のほうが味がよくなりました。
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